今回は手首を痛めない剪定について書きたいと思います。
うちはブドウを4,000本くらい植えています。
2年目くらいに剪定をしていて、手首を痛めました。沢山切っていると手首に負担がかかってくるんですよね。
そこで電動剪定バサミを購入しました。
これを購入してから剪定がとても楽になりました。今ではもう少し安いタイプが各社から出ているので検索してみてください。
ところが2021年の剪定シーズンはずーーっと雨が降っていました。
電動剪定バサミは雨では使えません。
そこでカッパを着ながら普通の剪定バサミで4,000本剪定していたのですが、色々工夫しながらやったところ手首を痛めませんでした。
その方法をシェアできたらと思います。
結論から書きますと
①切り方
②良い剪定バサミ
の2つです。
詳しく書きます。
①切り方についてですが、方法は3つです。
1-1ハサミを倒しながら切る
小指くらいの太さの枝は切ると同時にハサミを横に倒しながら切ることで楽に切れます。
1-2ハサミを回しながら切る
ハサミを横に倒せない場合、ハサミの刃を回しながら(回転させながら)することで楽に切れます。
1-3両手で切る
これが一番大切かもしれません。私は小指太さ以上の枝は両手で切るようにしました。
両手で切る+回しながら切るなどを組み合わせることでさらに切れます。
②良い剪定バサミ
ホームセンターで売ってる1,000円くらいのハサミはおすすめしません。
趣味程度で50本くらいしか切る枝がないとかであれば良いとは思いますが…
手首を痛めてその後病院に行くことを思えば少し高い剪定バサミに投資するのは良いかと思います。
おすすめはこちら
まずは大好きなアルスです。
4,000円オーバーですが、切れ味ばつぐん、その価値はあると思わせてくれます。さらにこちらのタイプは黒いグリップ部分が回転します。そうすることによって切った時に指とグリップ部分がこすらなくなり、マメができにくくなります。
それともう一つライオン
果樹仲間が使っていて貸してもらったのですが、やばい切れ味です。
ドイツ製で日本の剪定バサミとは少し違う構造のため、上記で紹介したアルスよりも力を入れずに切れる印象があります。6,000円以上しますが。
あとは剪定ハサミを綺麗にするクリーナーも用意したいところですね。おすすめはアルスのクリーナー
めちゃめちゃ汚れおちます。
今回は以上となります。腱鞘炎って本当に辛いですからね〜
みなさんも気をつけて剪定してください。