次回ワイナリー開放デーは6月21日10時~16時で行います。仕込前まで開放デーですが、6月21日、7月18日、8月9日を予定しております。
さて、昨日開催いたしました「5月のワイナリー開放デー」。 お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
今回の開放デーも、素敵な出会いと再会に恵まれた一日でした。 私の弟との繋がりで来てくださった方々、ワイナリー巡りが趣味というこだわりの愛好家さん。 さらには、日頃土日お休みの無いお忙しいサービス業の合間に駆けつけてくれた方や、フォレスタ鳥海への宿泊のお客様、地元の親友まで……。
10年という月日をこの地で過ごしてきましたが、こうして多様な方々が私の造ったワインを囲んで集まってくださる光景は、何度見ても胸が熱くなります。改めて、支えてくださる皆様に心から感謝申し上げます。
■ 「鉄道でワイナリー」という最高の楽しみ方
そして、今回とても嬉しかった出来事がありました。
うちは場所柄、どうしてもお車でお越しいただく方が多く、お客様が試飲できない(運転があるため)というもどかしさを常に抱えていました。
ですが今月は、由利高原鉄道を使ってお越しくださった方が2組もいらっしゃったんです!
駅からの道のりを歩いて、たどり着いた先で飲む一杯のワイン。 「美味しい!」と笑顔で喉を鳴らす姿を見ることができ、造り手としてこれ以上の喜びはありませんでした。
ローカル線に揺られながらのんびりとワイナリーを目指す……そんな贅沢な時間の使い方が、もっと広がっていけばいいなと感じた一日でした。(いつか私もそんな休日が過ごせる大人になりたい・・)
■ ブドウ畑の様子
今年は雪解けが驚くほど早く、ブドウのスタートもかなり早かったのです。 現在の生育状況は、例年に比べて1週間ほど前倒し。毎日焦りながら作業をしています(笑)。
「1週間くらい、先回りして準備しておけばいいじゃないか」と思われるかもしれません。 でも、これって農家にとっては結構な事件なんです。
例えるなら、ある日突然、国から 「今年の年末は、12月31日ではなく『12月24日』に変更になります!」 なんて発表されるような感覚でしょうか。
一週間もカレンダーがズレてしまったら、仕事の締め切りも、大掃除の段取りも、年越しの準備も、全部パニックになりますよね(笑)。 自然を相手にするということは、そんな「突然決まったスケジュール」に必死に食らいついていく作業でもあります。
そんなドタバタな春でしたが、なんとか作業も追いつき、今は順調に芽吹きが進んでいます。 小さな芽が力強く膨らんでいく様子を見ると、焦っていた気持ちも少しだけ和らぎ、「今年も始まったな」と身が引き締まる思いです。
そして、畑の作業と同時並行で進めているのが、醸造所での仕事です。 現在、ワインの仕上げの段階に入っており、来月にはいよいよ瓶詰め、そして皆様への販売までたどり着きたいと考えています。
「今年の味」を皆様にお届けできるまで、あともう少し。 どうぞ楽しみにお待ちください!
芽かきをしたやつを揚げて食べました。ブドウの酸味があって美味しかったです。
