秋田県でワイン用ブドウを栽培している豊島です。

ブドウ収穫しております。頑張っています。

しかし、鳥たちの猛攻が止まりません。以前こちらのブログでも鳥害対策について書きましたが、鷹やカカシから離れているところを中心にブドウがやられております。白旗を挙げているのですが、奴らは攻撃をやめてくれません。

それでもカカシや鷹がいるところは被害がないことを考えると、こいつらを増やしたら良いのでは?と思いました。

でもカカシって骨組みを用意してそれに藁や布を巻いて肉厚にして服を着せて・・と結構面倒です。

少しくらいお金がかかってもいいので簡単にカカシを用意したいと考えて検索したところ良いものがありました。

かかしボーイ君!空気を入れるだけでボディが出来上がります。背中や頭頂部に紐を結ぶところがあって柱や棒に吊り下げたりできます。

実際に膨らませたかかしボーイ君。どことなく弟に似ているのは気のせいだと思いたいものです。

耳には小さいけど磁石が入っているそうで、鳥の種類によってはそれも嫌がるそうです。(残念ながらブドウの大敵であるムクドリは磁石は関係ないそうです)

これにホームセンターなどで販売している不織布ツナギを着せます。

そうするとこんな感じになります。

ブドウ支柱に結んだり、鷹が飛び立っていなくなった支柱にぶら下げたりしました。

特に支柱にぶら下げると風で動いて結構リアルです!(大雨の際は帽子などが水を吸ってしまい重くて支柱が倒れていました。ブドウの支柱に結ぶのが安定的だと思います)

収穫ボランティアに来た友人に聞いたら人がいると真剣に勘違いしたそうです。

この弟2号どもカカシ達をまだ収穫していないブドウのところへ設置してなんとか猛攻を緩めてほしいものです。

来年あたりにはバードネット用意しておかなければなりませんね・・・