ブドウの仕上げ剪定を行いました。

本当は冬季間のうちに剪定を終わらせておきたいのですが、ここ秋田ではブドウの樹が雪の下になってしまいます。

そうなってくると色々なリスクがあります。

雪の重みで樹が折れたりなどです。そのため少し余計に枝を残しておいて、雪が溶けたこの時期に仕上げ剪定を行います。

雪以外のリスクに獣害があります。と言ってもネズミです。枝を食べられちゃうんですよね。果樹の枝は冬を越すため樹体に糖を溜めるそうです。それが美味しいらしいです。

ブドウはあまりネズミによる被害はないのですが数本程度食べられます。

昨年は小雪でした。

そのためブドウを隠すほど雪が降りませんでした。

ちょっと怖いな〜とは思ったのですが、予想は的中してしまいました。

ウサギによって枝を食べられてしまいました。

これではブドウが成りません。 

被害をまとめます。

品種はメルロー

長梢剪定をしたもの

被害数20本程度

短梢剪定は食べるところが少ないみたいで被害はありませんでした。短梢と長梢混ぜていたので良かったです。

隣にピノノワールや富士の夢を植えているのですが、それらは食べられた傾向はありませんでした。

不思議ですよね〜

同じブドウなのに好みがあるみたいです。

ちなみにスズメバチはピノノワールしか食べません。これはなんとなくですが果皮が薄くて良い香りがするのでそちらに導かれているのかと。

いずれにせよ、小雪は意外なダメージとなりました。

北海道でも同じような被害があると聞きました。

さぁ、こんな被害を受けたわけですがそれに対策はあるのでしょうか?

検索したところヒットしませんでした。

新芽を食べられないようにする樹をチューブはあるのですが、結果母枝を保護するようなものはありません。

ネズミ対策で雪が積もる前に石灰硫黄合剤を散布するのは聞いたことがあります。

やったことはないのですが、もしかしたらこの方法いいかもしれませんね。