3月に入り、晴れる日が多くなってきました。

畑の土壌改良に使う「くん炭」を作り始めました。

くん炭はとても良い土壌改良資材です。

効能は沢山他のページで書かれているので省略しますが、最近読んだ本にも炭による土壌への良さは書かれていました。

くん炭はお米の殻を炭にしたものです。

実家は米農家なのでこの殻が沢山あります。

これを一手間加えてくん炭にして、ブドウ畑に使い、良い影響を与えてくれたら米農家のワインって感じでいいですよね~

くん炭の作り方は色々あるのですが、私は製造機を使用しています。

籾酢液が出てきてだいぶ汚くなっています。

よく煙突を突き刺すやつがあるのですが、あれは燃え過ぎないように作っている途中に攪拌しなければならず何度も灰にして失敗したので諦めました。笑(炭と灰は雲泥の差があります。何よりも殻の形が崩れてしまいます)

煙突を中心に跡形もなくなっています

この製造機ですが、少しばかりコツがいります。

まずはこの中に7割くらい籾殻をいれます。その後着火剤となるものを入れて、ガンガンに火をつけます。ガンガンです。すぐに籾殻は燃え黒くなってくるのでまだ火が少しあるくらいからフタをしめます。(火傷しないように注意)そうすると中に入ってくる空気が減らされ、(下に小窓があり、完全には遮断されない)火は消えてしまいますが、熱で下の籾殻を炭にしていくことになります。

最初の頃は具合が分からず、1時間くらいも格闘していましたが、今は15分くらいで用意ができます。晴れている日しかできませんが6時間くらいで完成します。

これを20日くらいするのかな~

全ては美味しいものを作るために。繋がっていくといいのですが。