ブドウ栽培において(というか農業全般において)日照時間は大切です。

光合成により糖を生成するのですから、長いほどいいですし、病気の原因となる雨も降りません。

ですが、秋田市は全国一日照時間が短いそうです。

正式なデータがみつからなかったため、秋田県気象台のリンクを貼っておきます。https://www.jma-net.go.jp/akita/Q&A/qanda2-1.htm

あくまで県庁所在地を比較したという話ですが、グーグルで検索すると秋田最下位とたくさん出てきます(笑)

秋田市と私が栽培しているところは車で1時間半のため少し距離はありますが、そんなに変わることはないと思います。

さあ、これに対応するためどうするか。

もうどうしようもないというのが正直なところです。ですが、考え方次第です。

この土地でイタリアワインのような濃厚な果実味たっぷりのワインを造りたいというのであれば無理でしょうが、ワインはそんな選択肢の狭い飲み物ではありません。

この土地に合う品種を探すこと、この土地からできるブドウを見極め醸造することなどが必要と思われます。

残念ながらまだ答えはありません。ブドウは植えてから5〜6年後にワインが完成しようやく答えの端っこが見えてくるものです。それに私はまだ自前のワイナリーがないためそのような実験もできません。

長い道のりの始まりです。とにかくトライアンドエラーです。

私の人生のうちに答えが出るといいのですが(笑)