秋田県でワイン用ブドウを栽培している豊島です。
ブドウを植えて9年目。いよいよ今年ワイナリー開業を目指したいと思います!普通の企業は2〜3年くらいでワイナリーを建てるようですが、私はだいぶ遠回りをしました(笑)
なぜワイナリーを開業したいのか
詳しくはこちらに記載している通りです。新しく農業を始めようと思って色々と調べている時にワイナリー経営に出会いました。実際に足を運んでみると、農業という枠からはみ出て地域に貢献する姿に感動を覚えました。しかし、その経営の根本には「ブドウ栽培」という農業の礎があってこそ成り立つ姿があり、これが本当の農業振興だと感じました。
これを地元でやってみたい。資本がないので大規模にはできないけど、小さくても輝くワイナリーになりたい。そう思いました。
クラウドファンディングに挑戦する理由
醸造機械の高騰により、必要な経費が倍近くになってしまいました。見積書と睨めっこをしながらあれやこれや削りました。ピカピカのステンレスタンクも本当に必要な分だけ。大半をプラスチックタンクにして、シート濾過機も無くしました。なのでうちは透き通る綺麗なワインは作れませんし、清澄剤などを入れることもできません。ここは手間暇とお客様のご理解を得ながらやっていくしかないかと思っています。
それでも必要な機械の高騰っぷりはデカく、その分をクラウドファンディングにより支援を募りたいと考えています。何卒ご支援よろしくお願いします!
ワイナリーの概要
農協さんから物件を借ります。ここは肥料等を販売していた施設です。目の前にAコープがあり、国道、ガソリンスタンド、コンビニと立地はとても良い環境です。ここを醸造所用にリフォームさせてもらいます。建物の隣には矢島町の交番があり、日本一交番に近いワイナリーの誕生です。飲酒運転ダメ!絶対!
今回は果実酒特区を活用します。最低限の製造量が6,000ℓから2,000ℓまで下がります。原料となるブドウは由利本荘市かにかほ市のものしかダメです。
小さくても輝くワイナリーを作りたいとは思っていたのですが、製造規模が本当にここまで小さくなるとは思っていませんでした(笑)
まあ、この小ささは私らしくていいかなと思います。コロナウイルスで社会が変わり、アルコール飲料がどんどん社会から排除されるような動きが増す中、経営規模の大きさは足枷になります。
問題はどう輝くか・・もちろんワインの美味しさでね!