ワインはその国によって様々な格付けがあります。ワイナリーを格付けするものや、製法によって格付けするものなど。。

フランスのブルゴーニュ地方では畑によってワインの格付けがされています。

ワインの勉強を始めた時に、ブドウ畑が隣合わせでも階級が分かれており、ワインの価格も大幅に異なることに驚きました。

有名なロマネコンティという畑のブドウから造るワインは一本100万円のワインなのにその隣の畑は5,000円のワインです。「そんな訳ww」と笑っていました。

ですが、5年ブドウを栽培してきてその意味が分かるような気がしてきました。

下の画像をご覧ください。

矢印のところから葉っぱの色が違うのがお分かりでしょうか?

同じ畑の一列なのにここを境に違うのです。

黄色くなっているところは前に畑を使っていた方が耕していないところでした。葛が生い茂り開墾が大変でした。それに下り坂がここから始まっています。

何を言いたいかというと、微妙な要因が違うだけでブドウ栽培に影響が出るということ、そのためブルゴーニュの畑によって格付けするというのは理に叶っていることなのだ理解しました。

ちなみに葉っぱの黄色い方がカビがつきにくく、きれいなブドウが収穫できます。