現代農業2021年3月号を読みました。
タイトルは縦穴掘りが流行中。
縦穴とはその名の通り深い穴を掘ることです。
これを畑にすることによって地下の硬盤が壊れ、排水が良くなるとのことです。
近年、短時間でものすごい雨量が降ることがあります。うちのブドウ畑は排水は悪くありませんが、こういったときのために排水を良くしておくことにこした事はないと思っております。
現代農業を読んで早速やってみることにしました。
縦穴を効率よく掘るには道具が必要です。
深い穴を掘るには「オーガ」と言う機械が便利なことがわかりました。このオーガですがトラクターにつけるものもあればエンジン式で動くもの、バッテリーで動くものなどありました。安いもので2万円から、トラクターにつけるものだと30万円以上のものもあります。
いろいろ悩んだ結果、私はマキタのアースオーガを購入することにしました。オーガの直径は10センチ、延長バーも買うことにしました。
マキタを選んだ理由はSNSで評判が良かったからです。(笑)
安いものだとパワーが足りない→掘れない、抜けないということが起こるそうでやめました。
マキタのアースオーガはバッテリー式なのでバッテリー、充電器など全てを揃えると10万円近くになりますが、父がマキタ工具が好きで色々持っていたのも大きかったです。
早速掘ってみました。
パワーを1(低速)にして掘ると安定して掘れました。掘っていく最中に、時折上に持ち上げてやると中の土が地上に出てきて、それにもみがら、くん炭を混ぜました。たまに、石に噛んで動かなくなりますが、自動で止まる装置がついていて素人にも助かります。(最初どこまでやっていいか分かりません)また逆回転装置もついており、抜けなくなった場合、逆回転でオーガを回せばすぐ抜けます。
デメリットとしては重いことでしょうか。バッテリー2回分やると腕がパンパンになります。また延長バーをつけると深くまで安定して掘れるのですが、持ち歩く際に、長くて持ち歩き辛くなります。ただ延長バーがないと深さ60cmくらい掘りたいとなった場合、毎回体勢を低くしなければなりません。これは疲れるので、縦穴掘りを目的とするならば延長バーはあった方が良いと思います。
私はオーガの直径は10cmにしました。ブドウの苗木を植え付ける時にも使いたいというのであれば20cmの方が良いと思います。
苗木植え付ける際の穴掘りをやってみたのですが、10cmでは細く、結局スコップで周り掘りました。
まだ大雨がきていないため、排水の効果は分かりません。でも今後ボカシ肥料なども縦穴に入れていきたいと思っており、果樹農家にオーガはオススメです!!